BGについて基本知識確認とデッキ解説
BG
ハンデスタルモリリアナが基本ムーブ。1対1交換とアドバンテージカードを駆使して相手のリソースを締め上げる。
トロフィーやハンデスなど柔軟に対応でき、非常に高いレベルで丸い。
ジャンドやアブザンが同系統のデッキとしてあり、それらのデッキは純正BGにはない強みとしてそれぞれコラコマと血編み、リンリンなどが採用されている。しかし純正BGの持つ2色ゆえの土地攻め耐性・事故耐性は想像以上にありがたい。廃墟の地をフル採用できるため逆に土地を攻めることもできる。
このデッキでは終盤戦のリソースの取り合いでより優位に立てるような調整を行った。一方でスピードはやや落ちた印象だ。

フェアデッキ全般に有利。コンボデッキにも強い。アド合戦を得意とするが、アブザンなどの使うリンリンはなかなか辛い。
また、緑系トロンに勝てなさすぎて死ぬ。トロン土地が揃うのを妨害している間に、普通に森なんかを並べられてワムコ、カーン、ウギンが無限に降ってきて死ぬ。

BG181214

土地25
《沼》4
《森》2
《花盛りの湿地》4
《新緑の地下墓地》4
《血染めのぬかるみ》1
《草むした墓》2
《廃墟の地》4
《風切る泥沼》2
《樹上の村》2

純正BGの基本的な土地基盤と大差ない。
後述するが、不屈の追跡者を厚く採用している関係でフェッチを1枚増量し廃墟の地はフル採用で試している。その分減らしたのは沼とミシュラン。アーボーグは有り難みが実感できなかったため不採用とした。

クリーチャー13
《漁る軟泥》3
《タルモゴイフ》4
《不屈の追跡者》4
《ゲトの裏切り者、カリタス》1
《黄金牙、タシグル》1

漁る軟泥
メインから積める墓地対策。ライフゲインも馬鹿にならない。圧力としてはまあまあに過ぎないので3枚。最近お気に入りのおやつはフェニックス。

タルモゴイフ
クリーチャーの代名詞。盤面の圧力は凄まじく、相手に速やかな対応を迫る。貫禄の4積み。

不屈の追跡者
BGのアド源といえば闇の腹心だが、このデッキではその仕事は不屈の追跡者に一任している。闇の腹心がパワーカードであることは間違いないが、かねてより長期戦には向かないと感じていた。あれはジャンドなどもう少しアグレッシブ寄りなデッキでこそ輝くと思う。闇の腹心と比べるとだいぶもっさりするが自らが太いクロックであることは大きな強みである。また、ライフロスがないことは若干のアグロ耐性につながる。

ゲトの裏切り者、カリタス
対戦相手のクリーチャーの死亡を追放とトークン生成に置換する。死亡誘発を防ぎ、頭数も用意してくれる。盤面への影響は極めて大きく、絆魂も相まって劣勢を覆す能力にも優れる。サイド要員だったがinするマッチが多くスタメンに。

黄金牙、タシグル
闇の腹心を切ることで探査クリーチャーを無理なく採用できた。アンコウとどちらを採用すべきか検討したが、お互いリソースが枯れる中〜終盤にトップから降ってきてそのままアドを拾えるタシグルの方がデッキ戦略に合致していると考えられた。アンコウの優位性はそのサイズであり、特に相手の4/5タルモや現実を砕くもの、アンコウとの戦闘ではパワー1の差が大きくのしかかる。しかし豊富に採用された除去とハンデスを信じることにした。

呪文17
《致命的な一押し》4
《思考囲い》3
《コジレックの審問》3
《集団的蛮行》2
《暗殺者の戦利品》4
《大渦の脈動》1

致命的な一押し
モダン3大除去の一角。昨今のアグロ環境では大活躍。4積み。ミシュランも叩けるため相手が青白コンでも完全には腐らない。フェッチ・廃墟の地、手がかりトークンなど紛争達成の機会も多く、ほとんど万能除去と化す。

思考囲い
コジレックの審問
序盤のゲームプランを形成する要。枚数は2-4や4-2のリストもあったが、結構歯がゆい場面も多く、結局は3-3が無難と考える。あまり多すぎると終盤のトップ合戦に弱くなるので計6枚の採用となった。

集団的蛮行
器用。序盤に除去&ハンデスをすることで相手の動きを大きく抑制できる。特にバーン相手には全てのモードが有効で焼死から大きく遠ざかれる。終盤には、余った土地やハンデスをドレインに変換できるのも嬉しい。

暗殺者の戦利品
インスタントタイミングで2マナでパーマネント破壊!強い!こいつのおかげで盤面を介するコンボに対しての耐性が高い!プッシュで除去できない大物やプレインズウォーカーも気軽に対処できる。なんにでも対処できるのは衰微よりも断然強い。デカブツの除去も視野に入れているならば特に。4積み。
基本土地を割れることも大事。スピリットの基本土地は各色1枚(特に島は重要)ずつ、ジャンドの山は0-1枚など攻めどころは確かに存在する。あまり頻度は多くないが相手の事故を察したら情けは無用。

大渦の脈動
大抵はトークンに打つ。もしアドがとれるとかなり楽になる。単純に強いが、暗殺者の戦利品前では霞む。枠の関係で1枚だけ採用。大量のトークンや複数の神聖な力線などどうしても困る盤面をさっぱり解決してくれることが多いので非採用はありえない。

プレインズウォーカー5
《ヴェールのリリアナ》3
《最後の望み、リリアナ》2

ヴェールのリリアナ
ハンデスタルモリリアナエディクトでいとも簡単に絶望的な盤面をつくれる。リソースを枯らすこのデッキにおいて布告除去は相性がいい。横並び相手には極めて弱いのがタマにキズ。故に3枚にとどめた。奥義は、非常に難しい。何回やっても正解がわからない。体感としては「絶対に除去りたいパーマネント1-2つ」と「それ以外」、「土地」と「土地」以外、といった分け方が多い気がする。奥義の絶対数が少ないためどうしても習熟しづらい。

最後の望み、リリアナ
一方こちらは横並びのタフ1には強い。墓地からのクリーチャー回収はいつ引いても腐らない。トップから降ってきて、タシグルや不屈の追跡者などを戻してアド差をつける使い方が好き。序盤中盤にとりあえずでタルモを戻しても強い。ヴェリアナ4ラスアナ1のリストも多いが、アドの取り方が優秀でプラス能力に癖がなく使いやすいため2枚採用した。

サイドボード15
《外科的摘出》3
《虚無の呪文爆弾》3
《集団的蛮行》1
《突然の衰微》1
《大爆発の魔道士》3
《台所の嫌がらせ屋》1
《衰滅》2
《生命の力、ニッサ》1

外科的摘出
虚無の呪文爆弾
墓地対策。虚空の力線も考えたが、外科的摘出はハンデスと相性が良くコンボに強いため是非使いたかった。スピリット相手にドラゴスコルの隊長を摘出することも。

集団的蛮行
予備の1枚。コントロールに対しては追加のハンデスとして。また、バーン相手には何枚でも欲しい。

突然の衰微
zooのような小型クリーチャーの多いアグロ相手に暗殺者の戦利品と差し替えることもある。カウンターを使う相手にはもちろん採用する。拘留の宝球やアズカンタが主な対象。暗殺者の戦利品のノリで使っていると衰微ではミシュランは割れないことを思い出す。

大爆発の魔道士
トロンなどの強力な特殊地形を用いるデッキを対策する。割る対象は多く、トロン、ヴァラクート、3色以上の多色デッキ、コントロールなどに対して爆発してもらう。ちなみにこいつを投入して、廃墟の地をフル採用して、暗殺者の戦利品を使ってもトロンには勝てない。

台所の嫌がらせ屋
コントロールに対してはしぶどいクロックとなる。アグロやバーンに対してはライフゲインが偉い。結構優秀。緑のダブシンは意外と出しづらいことには注意。

衰滅
無私の霊魂を気にせず打てる全体除去。再生持ちもマイナス修正なら大丈夫。これにひっかからないデカブツは除去でどうにかする。このデッキは横並びが辛く、全体除去枠をサイドボードに2枚はとりたい。滅びは最悪デカブツの単体除去としても使えるが、スピリットに限らずマイナス修正は便利。ゆえにこのデッキでは衰滅を採用することにした。

生命の力、ニッサ
コントロール相手にサイドインする。万が一着地しようものならそのまま勝つことが多い。必要に応じて、速やかな奥義の使用も視野に入れる。すると土地が無駄ヅモではなくなりコントロールはどうやってもアド差をまくれなくなる。

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